今回の添削は添削者うたが担当いたしました。
様々な保育サービスを利用しながらも仕事を続ける女性が増える中、幼稚園に通う子どもの母親たちも例外なく働く人が増えてきました。
保育に制限があっても働ける仕事の選び方について、ご自身の経験も踏まえて紹介されていたので、読者からの共感も得られる内容でした。
今から幼稚園に預けるお母さんたちに、「働ける」という希望を与えてくれますね。
ただ、今回作成していただくのはキーワードで検索をかけている読者に情報をお伝えする記事です。
申し訳ありませんが、ご提出いただいたものはご自身の経験だけを書かれていて、個人ブログのような印象になっています。
この記事を読んでもらいたい人は「幼稚園に子供を入れたら働けそうだから働きたい」人なのか「保育園に入れたかったけど入れられなかったから幼稚園に入れて、何としてでも働きたい」人なのか、これでも書く内容としてはずいぶん変わってくると思います。
記事を執筆する際には、自分の書きたいものではなく、求められている情報はどのようなものかを想像しながら書く工夫をするよう意識してみて下さい。
今回の記事では文字数設定自体が少な目でしたが、今後記事を書く時は出来れば2,000文字以上を目指しましょう。
さらに記事をよくするためのコツを◆で、良かった点は◎でお伝えさせていただきますね。
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【タイトルについて】
◎文字数は28文字でばっちりでした!
◆文字数が限られているタイトルなので、より多くの情報を盛り込むために、「!」や「?」は半角、「。」は入れないようにしましょう。
◆今回のキーワードは「女性 働き方 幼稚園」とのことでした。
キーワードは優先度の高い順に左から入れていくようにしましょう。(今回なら「女性>働き方>幼稚園」)
例)【女性の働き方】子供が幼稚園児でも働ける?仕事探しのコツは?(29文字)
私は30代で二児の母です。《改行》現在子供は幼稚園。
私はずっと専業主婦でいるつもりでした。
しかし蓋を開ければ幼稚園年少の夏休み明けから働き始めました。
◎ご自身の状況を伝えることで、同じ立場にいる読者をぐっと惹き付けますね!GOOD!
◆改行は「。」で行います。
以降、《改行》では改行を加える、《改行不要》では改行を削除するようにしてください。
◆「蓋をあければ」の時間軸がわかりにくいので以下のようにするのはどうでしょうか?
例)私は子どもを幼稚園に預けても、ずっと専業主婦でいるつもりでした。
しかし、蓋を開けてみると幼稚園年少の夏休み明けには働き始めていました。
働き始めたきっかけは、《改行不要》
幼稚園の時好きだった《改行不要》
国民的美少女戦士アニメのDVDBOXが欲しいと思ったからです(笑)
◎「自分のために働きたいと思ってもいいんだ」と読者の気持ちを楽にしてくれる効果がありますね!
今の時代特に経済的にそれほど困っていなくても働いている方が多いでしょう。
◆ここはかなり表現が難しいですね。(経済的に困っているかどうかは色んな要素を総合的に判断しなければいけないと思うので)
次のようにしてはどうでしょうか?
例)小さな子どものお母さんだって、少しでも経済的なゆとりを持って生活したいと思うのが当然です。
もちろん、自分のために働いてもいいんです!
そこで今回は私のように子供が幼稚園に通っている《改行不要》
女性の働き方について書いていきたいと思います。
◆記事内では言い切りで書くように心がけましょう。
例)そこで今回は私のように、子供が幼稚園に通っている女性の働き方についてご紹介します。
幼稚園は行事が多い
◎見出し2にキーワードが入っていていいですね!
できれば不自然じゃない程度にキーワードを網羅できるように意識してみましょう。
例)【幼稚園ママの働き方】行事対応できる職場を選ぶ!
◆今回画像挿入は必須ではありませんが、見出し2下に画像を入れることで「読者に一息ついてもらう」「記事の内容を想像しやすい」などの効果がありますので、ぜひ試してみて下さいね。
(この後の「まとめ」以外は画像挿入するのが好ましいです)
コロナの影響で前よりは少ないですがそれでも幼稚園は行事が多いかと思います。
特に役員をやっていると毎月幼稚園に呼ばれる事もあります。
◆見出し下にはキーワードが入る文章にすることを心掛けるとSEO対策としても良いと言われています。
また、行事が多いという比較対象を設けるとより分かりやすくなりますね。
例)幼稚園は保育園に比べて保護者参加の行事が多く、働く女性はそのたびに休みをもらう必要が出てきてしまいます。
◆ここも「思います」ではなく言い切りましょう。
そこで行事ごとでも気軽に休めるパート先を選びましょう。
ポイントとしては《改行不要》
「他にも主婦がいるか」「勤務が週3~4回」《改行不要》
です。
他にも主婦がいるパート先だと皆が協力し合えて休みがとりやすいです。
◎パート先を選定するコツを伝えていていいですね!
◆もう少し踏み込んだ説明があってもいいように思いました。
例1)主婦がいても、小規模店舗などのシフトが厳密に決まっているところは避けた方がいい
例2)パート同士でシフト交換が自由なのか、人事担当者が介入しないと休めないのかをチェックする
◆上記アドバイスを踏まえて、ポイントを箇条書きにした方がわかりやすいですね。
例)
ポイントは次の〇点です。
・自分の他にも主婦が在籍している
・勤務が週3~4回
・パート同士での勤務交代が自由
・小規模店舗でシフトが管理されているところは避ける
勤務が週3~4回というのは《改行不要》
ようするに毎日出勤しなくてもいいという事です。
◆「週3~4回」という情報だけで十分です。この説明は不要ですね。
毎日出勤となりますと仕事が毎日締め切りのある仕事という事。
その時間あなたが抜けたら困るという事。
これだとなかなか休みがとりにくいですよね。
◆この部分はちょっと表現がわかりにくいですね。(仕事ということは、人員として必要とされていて責任があるわけですから、抜けられると困るのはどんな人でも一緒だと思います)
次のようにするとどうでしょうか?
例)毎日出勤だと、何か幼稚園の行事があった時に欠勤する必要が出てきます。
でも、週3~4回であれば、行事のない日をすべて出勤にして、行事の日を休みの日に設定すればいいのですから、職場にも迷惑をかけずに済みます。
求人の段階で年齢層や勤務日数が分かればそこを見ておきましょう。
長期休みについて
◆こちらの見出しにもできれば不自然じゃない程度にキーワードを網羅できるように意識してみましょう。
例)【幼稚園ママの働き方】長期休みには休める職場を選ぶ!
最近長期休みも預かり保育がある幼稚園がありますが、《改行不要》
保育園と違い普段通りにたくさんあるわけではありません。
私の子供が行っている幼稚園は夏休みの場合10日、冬休み春休みは5日ほどです。
近隣の幼稚園もそのような感じと言っていました。
◎執筆者の現状を伝えることで、幼稚園の現状がわかっていいですね!
◆「地域によって預かり保育の状況は異なるので、詳しくはお住いの市区町村にご確認下さい。」と一言入れておくといいかもしれませんね。
その時私の子供はどうしているかといいますと長期休みの場合全て休みをとっています。
面接のときに《改行不要》
「両親や義理両親は基本的に頼れないので大型連休は預かり保育がある日しか出勤できません」《改行不要》
としっかり伝えました。
1年目の冬は預かり保育を使って出勤をしていましたが慣れてきて仕事が分かってきた頃、《改行不要》
「長期休み全て休んでも問題ないのでは」と思い相談したらあっさりOKでした。
◆お子さんが全て休みを取っているのに「預かり保育がある日に出勤ができる」という流れが不自然です。
「その時私の子供は~。」は後に持ってきた方がいいでしょう。
例)私は今の仕事の面接のときに「両親には頼れないので夏休みなどは預かり保育がある日にしか出勤できません」としっかり伝えました。
そして実際、1年目の冬は預かり保育を使って出勤をしていました。
でも、だんだん仕事の流れがわかってくると「長期休み全て休んでも問題ないのでは」と感じ、相談したらあっさりOKがもらえました。
今は、私の子供は長期休みの場合は預かり保育は利用せずに全て休みにしています。
私の仕事は毎日私がいないといけない仕事ではないので私が休んでもそこまで問題ありません。
念の為、休み前と後の週はいつもより多めに入っているくらいです。
◎長期休み前に、職場の人への気遣いや仕事の進捗のためのシフトコントロールのお話は、とてもためになりますね!
ただもう30代でそろそろ体も衰えてきているのも否定できないので無理をせず仕事をしています。
無理をして体調崩すと家族に迷惑をかけてしまいますから。
まとめ
◆見出しが「まとめ」だけなのはもったいないですね。
「タイトル+まとめ」にするとキーワードも入ってくるので良いですよ。
◆まとめは、まとめだけ読んでも本文がわかる程度の情報量が必要です。
職場探しのコツなどを箇条書きで再度記入するなど、せっかくの内容を盛り込むようにしてください。
幼稚園の場合行事があると午前で終わったり、長期休みがしっかりあったりで《改行不要》
なかなか働けないと思っている方もいるでしょう。
でも職場に理解があると私のように働けます。
◎読者に明るい未来を示していていいですね!
私は働くのが嫌いでしたが久々に働いてみると、《改行不要》
人から頼られる事がとても嬉しく、楽しく働いています。
◎ブランクがある方や、働くことに不安を持っている人を励ましてくれる一文です!
私みたいな例もありますので《改行不要》
良ければ気楽に探してみてくださいね。
◎読者を誘う表現がいいですね!
◆読んで下さった方への感謝を伝えましょう。
例)最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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添削は以上になります。執筆大変お疲れ様でした。
総評はコメント欄に書かせていただきますね!
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コメントはこちらからどうぞ
コメント一覧 (6件)
metereさん、記事の執筆お疲れ様でした!
ご自身の経験を基に導き出された方法を、読者のみなさんにお伝えするという感情的価値の高い記事でした。
私も幼稚園児と未就園児を抱えながらの在宅ワーカーなので、metereさんの書かれている内容には頷くことばかりでした。
ここに客観的な情報を追加していくことで、より説得力のある記事になっていくと思います。
労働人口が減っていく一方の世の中で、女性の就労が課題になっていますよね。
そして、働きたいと考えている女性も多いです。
また、お母さんたちは自分だけの幸せや楽しみを持つのを否定する意見がいまだに多いのも事実です。
そんな女性たちに、metereさんご自身の経験や気持ちを伝えてくれることで、勇気や希望を与えてくれる記事でした。
素敵な記事をありがとうございました!
metereさん、執筆お疲れ様です♪
ご自身の体験談に基づいた内容だからこそ共感が持てる部分が多く、最後まで楽しく読ませていただきました。
働きに出た理由が素敵ですね!
私も同じ世代ですのでよく分かります♡
採用が欲しくてありがちなことが「いつでも働けます」と言ってしまう人が多いと思います。
しかしmetereさんの記事は、きちんと「〇〇は働けません」と言うこと!と優しく体験談付きで書いてありますので、多くの人に参考になると思います。
素敵な記事をありがとうございます。
うたさん、添削お疲れ様です。
真似したいポイントがあり、とても勉強になります!
metereさん、執筆お疲れ様でした!
ご自身の実体験から書かれているので、説得がありますね。
幼稚園ママはみなさん同じようなジレンマや悩みを持っていることと思います。
しかし、うちは保育園でしたが、幼稚園はほんとにお休みがたくさんあるのですね。
やりくりがとても大変であることを実感しました。
うたさんもおっしゃってますが、今回はご自身の体験談がメインでしたが、そこから読者に情報を提供していくことで、
読者に「自分ごと」として読んでもらえます。
次回はぜひそういう記事を読んでみたいです。
執筆ありがとうございました!
うたさんも添削お疲れ様でした!
metereさん、執筆お疲れ様でした。
子どもが大きくなり、少し時間に余裕が出てくると、その隙間で働きたいと思っている女性は多くいらっしゃると思います。
そんな方に経験も踏まえて、寄り添われていましたね。
思いが詰まった記事だと感じました。
右も左もわからない中での執筆は、本当に大変だったかと思います。
まずはここまでやりきったご自身を、褒めてさし上げてくださいね。
utaさんのおっしゃるとおり、WEBライティングでは客観性も求められます。
その視点が加わると、metereさんしか書けない、さらに説得力を備えた信ぴょう性のある記事になると思います。
きっとそれは、今よりもうんと魅力あるものになりますよ!
応援しております。
素敵な記事をありがとうございました。
utaさん、添削お疲れさまでした。
言葉の使い方が美しく、いつも勉強させていただいています。
metereさん、執筆お疲れ様でした!
私も幼稚園児2人を育てているので、とても参考になるお話でした。
幼稚園だと保育時間が短いので「働けるの?」「休みの日は?」と心配になりますよね。
そんな悩みを踏まえて、職場の選び方や休みの取り方など実体験をお伝えくださったのでとても参考になりました。
あとはぜひ、うたさんの添削にも書いてあるように、metereさんの実体験+リサーチの情報で記事に深みを持たせられたらもっともっと素敵になると思いました。
感情の込め方が上手なのできっといいライターさんになると思いました。
これからも頑張ってくださいね。
うたさん、添削お疲れ様でした。
勉強させていただきました!
ありがとうございます。
実はここまでしっかり内容を添削をしていただいた物を見るのはまだ2回目です。
いつもは内容を書いて正直それがどう使われるかわからずに特に考えもせずしておりました。
文字数の件は2000文字も書いたことがありますが、今回は1000文字の募集、文字数が増えると文字の単価が落ちてしまうので
時間と労力を考えていつも規定以上はなるべく書かないようにしています。
画像も必要と言われない限りしています。画像を選ぶ時間が意外とかかってしまうのでなるべく必要最低限にしたいと思い無しにしまいた。申し訳ございません。
他の方の内容も読めて正直皆さんとても素晴らしくビックリしました。
書き方が参考になりました。
いろいろありがとうございました!