アイドルもフェスに参加する時代!!あなたはどうやって楽しむ?

近年、アイドルがロックフェスにたくさん出演していることを知っていますか?

 

ROCK IN JAPANをはじめ、今では様々なロックフェスにアイドルが出演しています。

 

「アイドル」と「ロックフェス」という言葉、一緒に思い浮かべた時にあまりしっくりくる感じはないですよね。

 

ではなぜ今は違和感なく「アイドル」と「ロックフェス」という言葉が並んでいるのでしょうか?

 

この記事では、

  • アイドルがに出演し始めたキッカケ

  • アイドルがロックフェスに出ることについての色々な意見

  • アイドルをロックフェスで見る時の注意点

 

を紹介していきます。

 

これを読めば、ロックフェスでアイドルを見かけた時に、少し違う視点から楽しめるかもしれません。

 

 

目次

アイドルがロックフェスに出演し始めたキッカケは?

 

大きな転換点となったのは2008年のROCK IN JAPANでのPerfumeだ、と言う方が多いようです。

 

ロックフェスにはいくつもステージがあり、それぞれ大きさが違います。

その中で、Perfumeは2番目の大きさのステージにオープニングアクトとして立ち、大きな成功を収めました。

 

翌年は1番大きなステージへ、その翌年、翌々年は昼間に出演、またその翌年はトリ前と、出演する時間帯がどんどん遅くなっていきました。

オープニングアクトは他の時間帯と比べ、持ち時間が短くなっています。
また、出演する時間帯が遅くなればなるほど、観客がステージを訪れやすい時間帯となっていくので
大トリに近づくほどその出演アーティストは人気という共通認識があります。

 

そして2013年には、とうとう大トリをつとめるまでに!

 

この2008年から2013年にかけてのPerfumeの軌跡が、「アイドル」と「ロックフェス」を結びつけたのだと思います。

 

 

ロックフェス自体の特徴にもよる?

 

洋楽をたくさんやる、アニソンを全面に押しているなど、ロックフェス自体にもそれぞれ特徴があります。


なので、その特徴を尊重し、アイドルが一切出ないロックフェスも、たくさん出るロックフェスもあります。

 

アイドルがロックフェスに出ることについては賛否両論

 

アイドルがロックフェスに出演するたび、「アイドルとは?」「ロックフェスとは?」「ロックとは?」という議論がなされています。

 

そのうちの一部を紹介します。

 

肯定的な意見

  • アイドルには大きな動員力、集客力がある
  • アイドルは機材の転換などに時間がかからない
  • ロックバンドとは違う盛り上げ方ができる

 

「お目当てはアイドルじゃなかったけど、たまたま見ていたら引き込まれてしまった」

「曲自体はロックだなと思った」

 

など、予期せずハマってしまうパターンもあるようです。

 

私も実際に2014年のMERRY ROCK PARADEで当時のでんぱ組.incを見ましたが、その盛り上がり様はすごかったです。

 

「ロックフェスにアイドルやアイドルのファンがいるってどういう感じなの?」

と、そもそも想像も難しかったのですが・・・

 

パワフルなパフォーマンスで、目でも耳でも楽しめたことを覚えています。

また、アイドルファンのコールも面白くて、最初から最後まで楽しんで見れました。

(それから私はでんぱ組.incが好きになりました!笑)

 

ロックバンドの人が「〇〇というアイドルグループの△△という子が好き」「□□という曲が好き」と言っているのを聞いたことはありませんか?

 

また、ロックバンドがアイドルの曲を作詞作曲したり、音楽イベントで共演したりするのを目にしたことはありませんか?

 

「ああ、この曲ってあの人が作ったんだ」と思うことが増えました。

 


楽曲提供者
アイドル 曲名
やくしまるえつこ ももいろクローバーZ Z女戦争
フレデリック ばってん少女隊 MEGRRY GO ROUND
YOSHIKI SixTONES Imitaion Rain
斉藤和義 関ジャニ∞ パズル

などなど・・

 

私達がそれらを当たり前に受け入れられている、ということは、そもそも「アイドル」と「ロックバンド」はすでにお互いの垣根を超えていたということです。

 

そう考えれば、「ロックバンド」と地続きの「ロックフェス」との垣根も、「アイドル」はそのうち超えていくかもしれませんね。

 

否定的な意見

  • アイドルが出演していると、フェスで違和感を覚える
  • ロックを見に来たのに・・
  • スポンサーからのテコ入れ、ゴリ押しで出演している
  • 口パク、生演奏ができない、音楽性がない

 

長年ロックフェスに通っていたり、自分なりの強い思い入れがあったりすると、「どうして?」と戸惑う気持ちもわかります。

それがかえって否定的な気持ちを強固にしてしまうこともあります。

 

アイドルをフェスでたくさん見たい!

アイドルだけをフェスで見たい!という方のために、アイドルのフェスをいくつか紹介します。

TOKYO IDOL FESTIVAL

『TOKYO IDOL FESTIVAL』(トウキョウ・アイドル・フェスティバル、東京アイドルフェスティバル)

2010年より開催されている日本の音楽イベント。略称はTIF(ティフ)。
女性アイドルグループを中心に多数の女性アイドルが出演する、日本最大級のアイドルイベントである。
引用:Wikipedia

■青海特設会場(お台場)

初開催の2010年は出演アイドル数45組、総来場者数は約5000人でしたが、2019年の出演アイドル数212組、総来場者数は過去最高の約8万8000人だったそうです。

 

SEKIGAHARA IDOL WARS 〜関ケ原唄姫合戦〜
『SEKIGAHARA IDOL WARS 〜関ケ原歌姫合戦〜』(セキガハラアイドルウォーズ〜セキガハラウタヒメガッセン〜)

2014年より開催されている日本のアイドルのイベントである。

女性アイドルグループを中心に多数の女性アイドルが出演する。
毎年開催されている野外アイドルフェスとしては日本最大規模のアイドルイベントである。
引用:Wikipedia

■桃配運動公園(岐阜県)

通常の出演者の他に、予選会を勝ち抜いたグループが出演するのが特徴です。

そのグループというのは、東名阪にて予選会が複数回開催され、来場者による投票で決まります。(最上位グループ数は毎年異なります。)

徳川ステージ、豊臣ステージ、戦国ステージ、下克上ステージの大きさの異なる4つのステージによりステージが構成されているのも面白いですね。

2016年には延べ9204人も来場したそうです。

 

@JAM EXPO

アイドル・アニメソング(アニソン)などを中心とした音楽イベントである。

本家「@JAM」の他、「@JAM」を冠した様々なイベントを行っており
その中でも2014年から行われている「@JAM EXPO」は、横浜アリーナに出演者100組以上、入場者数1万人以上を集め、TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)に次ぐ規模のアイドルイベントとなった。

2018年現在、TIF、アイドル横丁夏まつり!!(横浜赤レンガパーク)と合わせて「3大アイドルフェス」と呼ばれる。
引用:Wikipedia

■横浜アリーナ(神奈川県)

横浜アリーナの収容人数は約17000人。

初開催の2014年は出演アイドル数100組以上、約1万1000人の来場でしたが、2019年の出演アイドル数は213組、約2万5000人が来場しました。

 

アイドル横丁夏まつり!!

日本の女性アイドルイベント。

企画はガールズユニット&アイドル総合オフィシャルグッズショップ「アイドル横丁」を運営する株式会社横丁企画。
アイドル横丁によるアイドルイベントは2011年11月26日に渋谷公会堂で行われた「アイドル横丁祭!!」が初めて。

以後、主催・企画イベントが数多く行われているが、その中で規模が最大となるのが本イベントである。
引用:Wikipedia

■横浜赤レンガパーク(神奈川県)

2012年、新木場STUDIO COASTにて初開催しましたが、2016年、収容人数が約3万人の横浜赤レンガ倉庫内にある横浜赤レンガパークに会場を移しました。

2016年には2万3000人、2017年には3万人を超える動員でした。

 

アイドルをロックフェスで見る時の注意点

アイドルの普段のライブや、アイドルがたくさん出るようなロックフェス(サマーソニックなど)とは異なり、持ち込み禁止の物や禁止されている行為が多いので注意しましょう。

 

以下のものは禁止されていることが多いです。

  • サイリウム、ペンライトなどの発光物
  • 過度なパフォーマンス
  • 応援行為

 

禁止しているかどうかは公式サイトをチェックして確認してください。

 

アイドルもフェスに参加する時代!あなたはどうやって楽しむ?まとめ

 

ロックフェスに行く機会があり、その時にもしアイドルが出ていたら

 

「出演するステージの大きさは何番目だろう」

「何時台に出演するんだろう」

「去年は出演していたのかな」

 

と、少し角度をかえて見てみると、面白いかもしれませんね。

 

みんなが「アイドルとは?」「ロックフェスとは?」「ロックとは?」と議論するたび、定義が曖昧に、そして豊かになっていきます。

 

この記事を読んで、そのリアルなさまを肌で感じながら、新しい音楽を楽しめるようになったら嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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