あなたは、キャンプをやってみたい!と思ったとき何から始めますか?
キャンプ用品をそろえる?
テント張りの練習?
とりあえずBBQ?
・・・それは、人によって違いますよね。
でも、いきなり宿泊のキャンプってハードルが高いです。
そこで、何事も準備運動から始めると無理なくスタートできるように、キャンプも日中のみの「デイキャンプ」から始めてみてはどうでしょう?
この記事では、キャンプを始めたいけど何から始めたらいいのか迷っている人へ、デイキャンプの始め方や注意点、デイキャンプができる東京近郊のキャンプ場を紹介しています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
キャンプ初心者はデイキャンプから始めるといいワケ
はじめてキャンプをする場合、デイキャンプから始めるといい理由は、主に次の2つです。
- 用意するものが宿泊の半分ですむ
- 精神的にも肉体的にも負担が少ない
デイキャンプという言葉は辞書にはありませんが、一般的には「宿泊しない日中のキャンプ」という意味で使われています。
実は、宿泊をするかしないかでは、準備にもつらさにも非常に大きな差があるんです。
特に、まだキャンプに慣れていない初心者には、宿泊は負担が大きいでしょう。
なので、負担が軽く、たっぷりキャンプも楽しめる、デイキャンプがおすすめです。
キャンプ初心者におすすめなデイキャンプでできること
デイキャンプでできることは、主に次の3つです。
- テントを張ってその中で寝る(設営)
- BBQをやる(食事)
- 釣りやアスレチックで遊ぶ(遊び)
それでは、それぞれの手順について解説します。
テントを張ってその中で寝る
「テントを張ってその中で寝る」ためには、次のような行程があります。
- テントの下にシートを敷く(地面からの湿気による結露を防ぐためとテントを傷つけないため)
- テントを張る(ペグを打つハンマーとペグが破損した場合に予備のペグも必要)
- テントの中にマットを敷く(寝るときに体が痛くならないように)
- 寝るためのシュラフを用意する(布団のかわり)
その他、夜は灯りのためのランタンやトイレなどの移動のための懐中電灯、防寒着、なども必要です。
最初は購入せずにキャンプ場のレンタルを利用すると、テントがどんな感じか試せるのでおすすめです。
全てをレンタルで済ませる「手ぶら」キャンプについては、以下の記事でも詳しくご紹介していますよ。
下の動画は一般的なヘキサタープの張り方です。
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
引用:YouTube
下記はドーム型テントの設営の仕方の動画です。
引用:Youtube
BBQをやる
「BBQをやる」ためには、次のような行程があります。
- グリルを用意する
- 火を起こす(薪や炭、着火剤、ライターを用意して、火を起こす)
- ご飯を炊く
- 肉や野菜を焼く
- 食べる
- 片付け
用意するものは、食材とトング、軍手、食器類、ゴミ袋などです。
食材はクーラーボックスに入れて持っていきます。
その他、食器類、キッチンペーパーやウェットティッシュもあると便利ですよ。
また、コテージなどをデイキャンプの料金で借りることができる場所もあるので、そういったところでBBQを楽しむのも1つの方法です。
下記は着火剤を使用しない火起こしの仕方の動画です。
こちらも参考にしてみてくださいね。
引用:YouTube
キャンプご飯のレシピも、今は公開してくださっている方が多くいらっしゃいます。
こちらも参考にすると、BBQがさらに楽しくなるはずですよ!
釣りやアスレチックなどで遊ぶ
自然豊かな中で遊ぶのは気持ちがよく、リフレッシュできますよね。
ボールやバドミントンなどを持って行って遊ぶのもいいし、川があれば釣りができるかもしれません。
アスレチックなどの遊具があるキャンプ場なら子供達も喜ぶでしょう。
こうして遊んでいると、デイキャンプの場合はあっという間に時間が過ぎてしまいます。
なので、とにかく子供と思いきり遊ぶことに徹するのがおすすめです。
遊び道具の他にも、飲み物を忘れないようにしてくださいね。
キャンプ初心者はデイキャンプの目的をしぼる
デイキャンプでできることはたくさんありますが、初心者は目的をしぼってすることをおすすめします。
なぜなら、デイキャンプで全てするには体に負担がかかるからです。
デイキャンプは手軽にできますが、「時間が短い」というのが難点。
なので、これだけ多くのことをやったら負担になるのは、予想がつきますよね。
「あれもこれも」と欲張るのではなく、1つのことを楽しむ気持ちで行くと良いでしょう。
キャンプ初心者はデイキャンプを重ねる
デイキャンプを何回か重ねていくと、1つだった目的を2つできるようになり、やがて3つ全てができるようになるでしょう。
そうしたら、宿泊のキャンプにも挑戦してください。段階を踏むと気持ちに余裕が持てます。
宿泊のキャンプで経験できる、「ランタンの灯りで過ごす夜」はとても幻想的ですよ。
また、キャンプ場でデイキャンプをするときには、まわりのキャンパーのテントやタープの貼り方なども参考にするといいですよ。
わからないことなどを尋ねると、多くのキャンパーは気軽に答えてくれると思います。
私も、珍しい道具を使っているキャンパーを見かけると、直ぐに聞きに行きます(笑)
逆に、聞かれたこともあります。
調理をするバーナーとランタンの燃料をホワイトガソリンに統一していたのですが、ランタンの扱いについて聞かれたことがありました。
キャンパー同士の情報交換も楽しいですよ。
それでも、実際にテントやタープの設営となると、動画だけではわからないという人も多いかもしれません。
初心者向けのキャンプは、旅行会社はもちろん、各メーカーが初心者のための講座やキャンプを企画していますし、インストラクターの資格を持つ人が企画しているサイトや公共の募集もあります。
小さなお子さんがいる家庭で、家族全員での参加は厳しいというのであれば、代表のお父さんが参加してテントの張り方や道具の使い方を習うというのもありです。
週末冒険会といったようなキャンプの体験・勉強会もあるので、キャンプ道具を揃える前に参加してみるといいでしょう。
キャンプ初心者がデイキャンプをできるキャンプ場
都心から比較的近く、テントやタープのレンタルができるキャンプ場を紹介していきます。
いずれも初心者向きで施設が充実して清潔なキャンプ場です。
どこへ行くにも飲み物と虫よけスプレーは持って行ってくださいね。
ezBBQ COUNTRY Cabins & Camping
引用:ez BBQ COUNTRY Cabins & Camping
川あそびができるキャンプ場です。BBQはガスグリルがあります。
設営ができるようになれば、設営プラス食事や設営プラス遊びがすぐにできそうですね。
※食材と飲み物は持参してください。
ウェルキャンプ西丹沢
引用:ウェルキャンプ西丹沢
敷地面積が100万平米という広大な敷地のキャンプ場でワンちゃんと一緒にキャンプができます。
ドッグランやうさぎ広場、露天風呂などの施設も充実していますよ。
ファミリーパーク那須高原
引用:ファミリーパーク那須高原
那須の大自然を満喫できる林間サイトは木立で仕切られているので、周りに気を使わずにゆったりと過ごすことができます。
城南島海浜公園キャンプ場
引用:城南島海浜公園
遊泳や釣りはできませんが、砂遊びができる砂浜やスケボー広場、ドッグランなどの施設があります。
港を出入りする大型船や羽田空港から離発着する飛行機も見られますよ。
キャンプ初心者はデイキャンプからスタート! まとめ
キャンプ初心者は準備運動のつもりでデイキャンプから始めると、体への負担が少ないことと宿泊しない分荷物が半分ですみます。
さらに、何度かデイキャンプを経験することで、気持ちに余裕が持てるようにもなりますよ。
たとえ失敗したとしても、宿泊しないデイキャンプなら、笑って楽しめるでしょう。
さあ、無理をしないデイキャンプからスタートしませんか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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