子育てや家事による日々のストレス解消法に、お悩みではありませんか?
お子さんが幼稚園に入園すれば、友達とランチに行くなどしてストレスを消化できる場も広がります。
しかし、まだ幼稚園にも行っていないお子さんがいると、24時間ずっと一緒ですから難しいですよね。
ここでは、まだ小さいお子さんを育てている子育て奮闘中のママが、外に出ることなく気軽に気分をリフレッシュできる「映画」をフォーカスします。
共感して癒される映画、泣ける映画、選りすぐりの9本を紹介していきます。
映画のほとんどが2時間前後なので、子供を寝かしつけた後に気分転換するには丁度いい時間なんです。
映画を観て泣いたり笑ったりしていると、スッキリして気持ちをリセットできますよ。
映画で子育て中のストレスを解消するメリット
子育て中のストレスを解消するのに映画を観ることのメリットは、主に以下の4つです。
- 子供が寝た後などに気軽に観られる。
- 子育て中の苦労に共感して孤独感が和らぐ。
- 泣いたり笑ったりして気分転換になりリフレッシュできる。
- よその家族のありかたや子育てなど参考になる。
時々、盛り上がっているいいシーンで子供が起きてぐずるときがあります。
そういう時は、すぐにいってあげられるのも家で観ているいいところと、ポジティブに解釈すると気持ちがラクになります。
私事ですが、私は最初から夫の両親と同居だったり、ご近所の方々は玄関ではなく直接庭からの来訪で、お茶会スタートだったりするという日常に、子育て以外にも様々なストレスがありました(笑)
また、子供がイヤイヤ期などに、ついイライラして「お願いだから、はやくして」と言ってしまっていました。
自分に余裕がないと、子供の自我の芽生えをきちんと受け止められないんですよね。
そんな時は、映画でストレス解消です。気持ちをリセットできるので、スッキリしてよく眠れますよ。
翌朝も、フラットな気持ちで子供と接することができます。
子育て中のストレスを共感できてちょっと参考になる映画
子育てがテーマの映画は、洋画、邦画共に数多くあります。
今回はその中でも、子育て中のママやパパがたくさん共感できて、子育てのヒントももらえる映画5作品をチョイスしました。
- タリ―と私の秘密の時間
- クレイマー、クレイマー
- 未来のミライ
- おおかみこどもの雨と雪
- メイジ―の瞳
この5つの作品は、子育て中のママやパパに、とにかく共感してほしい映画。
「わかるー!」「一緒だー!」と共感して、孤独感や不安を無くしてほしいんです。
また、映画の中のよその家族を見ることで「あんなふうにすると上手くのか、こんどやってみよう」と、参考になることもあります。(その逆もありますが)
私はひとりで観ることが多かったのですが、休みの前夜などは好きな食べ物を用意して夫と二人で映画を観ることもありました。
夫婦の時間として、二人で観るのもおすすめですよ。
タリ―と私の秘密の時間
引用:Youtube
兄の勧めで夜だけのベビーシッター、タリ―が来ることになります。
タリ―はへそ出しルックでタメ口、冷蔵庫を勝手に物色するなど不安な面があります。
しかし、ベビーシッターとしての仕事は完璧。時には、お菓子までも手作りします。
マーロは徐々にタリ―に惹かれ自分の悩みを相談するほど打ち解けていきます。しかし、タリ―は自分のことは一切話しません。そんなタリ―の正体とは・・・
子育てのストレスや悩みなどが本音で描かれた映画です。
「そうだ、そうだ、子育てや家事は本当にたいへんなのだ!」と、共感すること間違いなしです。
3人目が生まれての育児にマーロがキレるシーンは、とてもリアルです。
子育てで疲れたママたちに、何が一番必要なのか教えてくれます。
クレイマー・クレイマー
はじめはぎこちなかった幼い一人息子ビリーとの仲も、失敗を繰り返しながら次第に深い絆で結ばれていきます。
ビリーが「両親の離婚の原因は自分にあるのではないか」と悩み心を痛めていることに気づいたテッドが、そうではないこととビリーをとても愛していることを優しく語ります。
一方、カウンセリングを受け安定した職に就いたジョアンナは、1年半後、息子の親権を求めて裁判をおこします。はたしてビリーは・・・
どの国でも、離婚や親権問題で犠牲になるのは子供ですよね。
初めは何もできなかったテッドが成長していく様子や、ビリーに対する気持ちの変化に共感するでしょう。
ベッドでビリーに優しく語るシーンは、とてもステキで幸せな気持ちにさせてくれます。
未来のミライ
未来の妹ミライに導かれ、時空を超えて冒険していく中で、子供の頃の母親や青年時代の曾祖父と出会います。
くんちゃんが感じたことは・・・
子育て中の方は、くんちゃんのイヤイヤ振りに自分たち家族を重ねることでしょう。
イヤイヤ期って、どんなにおだてても全てイヤイヤで手ごわいですよね。
くんちゃんと若い頃のひいじいちゃんのふれあいが、微笑ましくて印象的です。
おおかみこどもの雨と雪
引用:Youtube
花は、幼い子供たちがおおかみの姿と人間との変身がまだ調節できず周囲に迷惑をかけることから、「幼い子供たちがいつ野性に返ってもいいように」と、田舎に移住しワンオペ育児に奮闘します。
おおかみおとことの間にできた子供たち、雨と雪を育てていく、花の子育て奮闘記です。
子供達の生きる選択に翻弄されながらも支えていく花を、子育て中のママは母として応援しないではいられないことでしょう。
自分の子供が成長する過程で、その子の生きる道をきちんと受け止められるのか、考えさせられます。
メイジ―の瞳
そんな中、メイジーは、ベビーシッターだったマーゴが父の家にいることに戸惑いますが、もともと仲良しだったのですぐに打ち解けます。母の再婚相手の優しいリンカーンとも仲良しになります。
しかし、自分の事に一生懸命の両親に、マーゴやリンカーンは我慢の限界がきて家をでていきます。その時、メイジ―がとった行動は・・・
両親の離婚により翻弄される、6歳の少女メイジ―の目線で描いたヒューマンドラマ。
子供と、きちんと誠実に向き合うことの大切さを教えてくれる作品です。
両親のケンカを見るメイジ―の冷めた瞳にハッとします。自分を省みる瞬間かもしれません。
子育て中のストレスが癒され、泣ける映画
ここでは、観終わった後にじんわり暖かい気持ちになる映画を4本紹介していきます。
- ALWAYS三丁目の夕日
- そして父になる
- うさぎドロップ
- うまれる ずっと、いっしょ
時にはコミカル、時には涙と、子育て中のママやパパが癒される映画です。
感情移入して涙を流すと、とてもスッキリしますよ。
ALWAYS 三丁目の夕日
引用:Youtube
しかし、そこで出会う人々との交流で大切なものに気付いて成長していきます。
その向かいの駄菓子屋の主人茶川は、ひそかに思いを寄せている居酒屋の美人店主ヒロミから、見ず知らずの子供古行淳之介を預かってしまいます。
酔った勢いとはいえ、後には引けず二人の共同生活が始まります。様々な事件が起こる中、血のつながりよりも深い絆を築いていきます。
1958年の東京の下町で暮らす人々の温かい交流のドラマです。
貧しいけれど一生懸命生きている人達それぞれ応援したくなり、じんわり心が温かくなるでしょう。
原作は西岸良平のコミック「三丁目の夕日」ですが、映画とは内容が違い別の作品としての昭和を味わえます。
猫が鶏の卵を盗んで殻をゴミ箱に捨てるところなど、コミカルに描かれています。
そして父になる
引用:Youtube
二つの家族の行方は・・・
いままで共に過ごした6年と血のつながりの間で葛藤する姿はハラハラします。
本当に大切なものに気付かされる映画です。
うさぎドロップ
突然6歳の女の子と27歳の大吉の生活が始まることに・・・
保育園のことをはじめ、子育てに全力で向かう大吉に同情し応援したくなります。
そのひとつひとつに激しい共感を抱くことでしょう。
親同士の助け合いや職場の子を持つ親のアドバイスなど、周りとの交流で大吉自身も成長していく姿にジンときます。
独身の大吉が、りんを育てていくことで生じる様々な犠牲(職場を異動せざるを得ないなど)を、同世代の親たちとの交流を通して「犠牲ではない」と気付く姿もステキです。
りんが、大吉のことを、「信頼できる保護者ではあるが父ではない」という認識から「だいきち」と呼ぶところは、面白いけれど深いと感じます。
父子ではないけど、硬い絆で結ばれていく不思議な関係の二人を応援しながら好きになるでしょう。
原作は宇仁田ゆみのコミック「うさぎドロップ」です。映画とは違った味わいを楽しめます。
なにしろ、りんの行動がかわいいんです!
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。
うまれる ずっと、いっしょ
樹木希林(きききりん)さんの優しくて素朴なナレーションと共に綴られる、3つの家族をみつめるドキュメンタリー映画です。
血の繋がりがない家族や死と向き合う家族など、それぞれの家族がかかえる悩みや葛藤、喜びなどが映し出されていきます。
ドキュメンタリーならではのダイレクトに伝わる家族愛を感じることでしょう。
子育て中のストレスを解消する映画のまとめ
子育て中は、誰だって疲れるし、ストレスだって溜まります。
子供を叱りすぎて、落ち込んだりもします。
そういう時こそ、映画を観てスカッと爽やかになってみてください。
だって、子育てはあっという間に終わってしまうんですから。
子供を抱っこできるステキな時間を、ちゃんと大切にしたほうが良いです。
今は、レンタル店に行かなくてもネット配信などいろいろあるので、生活のスタイルに合う方法で鑑賞すると楽しいですよ。
映画を見て息抜きをしつつ、子育てを頑張っていきましょう!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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